このガイドのゴール
読み終えると、FigmaでLPのワイヤーフレーム(設計図)を作れます。題材は作り方ガイドと同じ架空カフェ「陽だまり珈琲」。所要時間の目安:30〜60分。デザインセンスは不要です(むしろ装飾はしません)。情報は2026年6月時点のものです。
前提(無料でOK):Figmaの無料アカウント。これは 1日で作るLP制作 のSTEP2を深掘りした個別ガイドで、できたワイヤーは v0 に渡して実装します。
目次
- ワイヤーフレームとは(なぜ先に作るのか)
- Figmaの最低限(フレーム・テキスト・整列)
- STEP 1|フレームを置く(Desktop / Mobile)
- STEP 2|ブロックを積む(実際の文章で)
- STEP 3|余白・整列・階層を整える
- STEP 4|参考を横に置く(盗む≠丸写し)
- STEP 5|v0に渡す(1フレーム=1セクション)
- ワイヤーの「やる/やらない」
- つまずき
- 完成チェックリスト
- FAQ
ワイヤーフレームとは(なぜ先に作るのか)
ワイヤーフレームは、色や装飾を入れる前の「配置と文章だけの設計図」です。いきなり見た目を作ると、構成で迷子になり手戻りが増えます。先に骨組みを固めることで、AI(v0)への指示も明確になり、結果が安定します。
- 色を使わない(グレースケール)。装飾は後工程。
- 本物の文章を入れる(ダミーの「あいうえお」は使わない)。
- 並び順と各ブロックの役割を決めるのが目的。
Figmaの最低限(フレーム・テキスト・整列)
ワイヤーに必要なFigma機能は3つだけです。
- フレーム(F):ページの枠。Desktop/Mobileのサイズを選べる。
- テキスト(T):見出し・本文を置く。
- 長方形(R):写真枠・ボタン・区切りをグレーの四角で表す。
あとは整列(Shift+選択 → 上の整列ボタン)と余白が分かれば十分です。
STEP 1|フレームを置く(Desktop / Mobile)
- 新規ファイルを作成。Fキーを押し、右パネルから「Desktop」フレームを配置。
- スマホ優先で考えるなら「iPhone」など Mobileフレームも横に1枚置く(2026年はスマホ表示が主役)。
STEP 2|ブロックを積む(実際の文章で)
上から順に、各セクションをテキスト+グレーの四角で積みます。陽だまり珈琲なら:
- ヒーロー:見出し「日常に、ひと息の陽だまりを。」+サブコピー+[席を予約する]ボタン(グレーの四角)+写真枠。
- こだわり3点:見出し+3カラム(アイコン枠+短文)。
- メニュー3点:写真枠+名前+価格 を3つ。
- お客様の声:引用文を2〜3個。
- アクセス:地図枠(グレーの四角)+住所・営業時間。
- 再CTA:もう一度[席を予約する]。
- フッター:店名・SNS・コピーライト。
ポイント:ここで本物の文言を書いておくと、後でv0が出す結果がそのまま使えます。
STEP 3|余白・整列・階層を整える
- 整列:要素を選んで上の整列ボタンで左/中央を揃える。バラつきは素人っぽさの元。
- 余白:ブロック間はたっぷり空ける(8の倍数=8/16/24/32pxを目安に)。
- 階層(段差):見出しは大きく太く、本文は小さく。サイズの差で「ここが大事」を伝える。
- フォントは仮でNoto Sans JPに。色はまだ付けない。
STEP 4|参考を横に置く(盗む≠丸写し)
鉄則:良いお手本を横に開いて、レイアウト・余白・フォントの"雰囲気"を参考にする。気に入ったカフェLPを見ながら、構成の良さを取り入れます。ただしデザインやコピーの丸写しは禁止(参考に留める)。これは著作権・信頼の両面で大切です。
STEP 5|v0に渡す(1フレーム=1セクション)
ワイヤーが固まったら、v0に渡して実装します。精度を上げるコツ:
- 1フレーム=1 UIセクションに分けておく(ヒーロー/メニュー 等)。1枚に詰め込みすぎると生成品質が落ちる。
- v0はFigmaリンク添付が高精度(スクショより色・余白まで解析)。※Figma取り込みはv0の有料機能。
- 渡す時のプロンプト例:
このFigmaのワイヤーをNext.js + Tailwindで実装して。アイボリー基調、フォントはNoto Sans JP、スマホ優先で。
ワイヤーの「やる/やらない」
| やる | やらない |
|---|---|
| 本物の文章を入れる | ダミー文章(あいうえお) |
| グレースケールで配置に集中 | この段階で色・装飾を作り込む |
| 余白を広く・整列を揃える | 要素を詰め込む/バラ置き |
| 並び順と役割を決める | 細かいピクセル調整に時間を使う |
つまずき
- 何から置くか迷う→ 上のブロック順(FV→こだわり→メニュー→声→アクセス→再CTA→フッター)をテンプレとして使う。
- ごちゃごちゃに見える→ 余白を増やし、整列を揃えるだけで大半は解決。
- 作り込みすぎる→ ワイヤーは設計図。装飾はv0以降。30分で抜ける。
完成チェックリスト
- ☐ 上から下までセクションの並びが決まっている
- ☐ 各ブロックに本物の文言が入っている
- ☐ [予約/問い合わせ]などCTAボタンがFVと末尾にある
- ☐ 余白・整列が整っている(バラつきが無い)
- ☐ Mobileフレームでも1画面の収まりを確認した
FAQ
デザインが苦手でも作れる?
ワイヤーは装飾しない設計図なので、センスは不要です。配置と文章を決めるだけ。見た目はv0が担います。
Figmaは無料で足りる?
ワイヤー作成は無料プランで十分です。v0のFigma取り込み機能だけ、v0側の有料が要ります。
いきなりv0に書いてはダメ?
急ぎなら可ですが、構成が固まっていないと修正が増えます。30分のワイヤーが結果的に近道です。
情報はいつのもの?
2026年6月時点です。FigmaのUIは変わることがあります。
まとめ:次の一歩
設計図ができたら、見た目は v0の使い方 で実装し、Vercelで公開します。全体の流れは 1日で作るLP制作、構成そのものの作り込みは 成果が出るLP構成の型 へ。情報は2026年6月時点のものです。